〒020-0137 岩手県盛岡市天昌寺町7-25

開業するとき税理士に相談すべき理由とは?失敗しない創業準備の全手順

こんにちは!税理士法人大沢会計&Nextです。

 

開業や独立を考えたとき、「税理士にはいつ相談すべきなのか」「自分で手続きできるのでは?」と迷う方は少なくありません。

しかし、創業期の判断ひとつで、資金繰りや税負担、経営のしやすさは大きく変わります。実は、開業前から税理士に相談しているかどうかが、事業の成否を左右する重要な分かれ道になることも。

本記事では、開業時に税理士へ相談すべき理由と、失敗しないための創業準備の全手順を、具体例を交えながらわかりやすく解説します。

 

1.開業前に税理士へ相談すべき理由

1-1 開業準備は「税務」だけではない

開業時に税理士へ相談するというと、「税金の計算をしてもらう人」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際には、税理士の役割はそれだけにとどまりません。事業形態の選択、資金計画、会計の仕組みづくりなど、経営の土台そのものに深く関わります。特に開業前は、個人事業主か法人かの選択や、経費の考え方、売上予測の立て方など、後から変更しにくい重要な判断が集中します。この段階で税理士が関与することで、数字に基づいた現実的な判断が可能となり、開業後の「こんなはずじゃなかった」という事態を防ぐことができます。

1-2 自己判断が失敗につながる理由

インターネットや書籍を使えば、開業手続きの情報は簡単に手に入ります。そのため「自分でできる」と考える方も多いでしょう。しかし、一般的な情報はあくまで平均的なケースであり、個々の事業内容や状況までは反映されていません。例えば、経費になると思っていた支出が認められなかったり、税金の納付時期を把握しておらず資金繰りに苦しんだりするケースは珍しくありません。税理士に相談せず自己判断で進めた結果、開業後に大きな修正が必要になることもあります。こうした失敗を防ぐためにも、専門家の視点を早い段階で取り入れることが重要です。

2.税理士に相談するベストなタイミング

2-1 開業前と開業後の決定的な違い

税理士への相談は「売上が出てからでいい」と考えられがちですが、実は開業前こそ最も価値があります。開業前であれば、事業計画や資金計画、会計の仕組みをゼロから設計できます。一方、開業後になると、すでに決めてしまった事業形態や資金の使い方を修正するのは簡単ではありません。開業前に税理士へ相談することで、将来を見据えた最適なスタートを切ることができ、後戻りのコストや手間を最小限に抑えることができます。

2-2 相談が遅れることで起こるリスク

税理士への相談が遅れると、さまざまなリスクが生じます。代表的なのが、資金繰りの見通しが甘くなることです。税金や社会保険料は、開業後すぐに影響が出始めますが、事前に把握していないと想定外の支出になります。また、会計処理が後回しになり、領収書や記録が整理できず、正確な数字が把握できなくなることもあります。こうした状態では、経営判断を誤る可能性が高まります。早めに税理士へ相談することで、これらのリスクを未然に防ぐことができます。

3.創業時に税理士がサポートできる内容

3-1 開業手続き・届出のサポート

開業時には、税務署や自治体への各種届出が必要です。開業届、青色申告承認申請書など、提出する書類は多く、期限も決まっています。税理士に相談すれば、どの書類をいつまでに提出すべきかを整理してもらえるため、手続き漏れを防ぐことができます。また、青色申告を選択することで節税につながるケースも多く、正しい手続きを行うことが重要です。こうした事務的な負担を減らすことで、本業に集中できる環境が整います。

3-2 創業融資・資金計画の支援

創業時に多くの方が悩むのが資金調達です。税理士は、創業融資に必要な事業計画書の作成や、数字の根拠づくりをサポートできます。金融機関が重視するポイントを理解した上で計画を作成するため、融資の成功率が高まります。また、融資を受けた後の資金の使い方や返済計画についてもアドバイスを受けられるため、無理のない経営をスタートさせることができます。

4.税理士選びで失敗しないポイント

4-1 開業支援に強い税理士の特徴

税理士にも得意分野があります。開業支援に強い税理士は、単なる税務処理だけでなく、事業計画や資金繰り、会計の仕組みづくりまで含めてサポートしてくれます。また、専門用語を使わず、わかりやすく説明してくれるかどうかも重要なポイントです。創業期は不安や疑問が多いため、気軽に相談できる関係性を築ける税理士を選ぶことが、成功への近道となります。

4-2 よくある税理士選びの失敗例

よくある失敗例として、「費用が安い」という理由だけで税理士を選んでしまうケースがあります。確かにコストは重要ですが、十分なサポートが受けられなければ意味がありません。また、開業支援の経験が少ない税理士の場合、創業特有の課題に対応できないこともあります。税理士選びでは、料金だけでなく、支援内容や実績、相性を総合的に判断することが大切です。

5.税理士に相談して成功する創業準備の進め方

5-1 相談前に整理しておくべきこと

税理士に相談する前に、事業内容や開業時期、必要な資金の目安などを簡単に整理しておくと、相談がスムーズに進みます。完璧な事業計画である必要はありませんが、「どんな事業をやりたいのか」「どのくらいの収入を目指しているのか」を言葉にできるだけで十分です。これにより、税理士からより具体的で実践的なアドバイスを受けることができます。

5-2 税理士と二人三脚で進める創業成功の秘訣

創業準備を成功させるためには、税理士を「外注先」ではなく「パートナー」として捉えることが重要です。定期的に数字を共有し、課題を相談することで、問題が小さいうちに対処できます。税理士と二人三脚で進めることで、経営の不安を減らし、長く安定した事業運営につなげることができます。開業時こそ、信頼できる税理士への相談が、成功への第一歩となります。

6. まとめ

開業や独立は、誰にとっても大きな挑戦です。手続きや税金のことは後回しにしがちですが、創業期こそ判断の積み重ねが将来の経営を左右します。開業前から税理士に相談することで、事業形態の選択、資金計画、会計の仕組みづくりを最適な形でスタートさせることができます。

「もっと早く相談していればよかった」という声は少なくありません。税理士は、税務処理をするだけの存在ではなく、創業期の不安や悩みを数字で整理し、進むべき方向を示すパートナーです。失敗しない創業準備のためにも、開業を考え始めた段階で一度、税理士へ相談してみることをおすすめします。岩手県・宮城県で開業を検討している方は、ぜひ税理士法人大沢会計&Nextへご相談ください。それが、安定した事業経営への第一歩となるはずです。

CONTACT US